和尚さんのさわやか説法174 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 今月号の「さわやか説法」のタイトルは「ワンニャン供労(くろう)物語」とした。 ちょっと奇妙である。ワンニャンは犬と猫のことだが、供労とは、供養(くよう)と苦労(くろう)の
和尚さんのさわやか説法174 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 今月号の「さわやか説法」のタイトルは「ワンニャン供労(くろう)物語」とした。 ちょっと奇妙である。ワンニャンは犬と猫のことだが、供労とは、供養(くよう)と苦労(くろう)の
和尚さんのさわやか説法173 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 私は昨年来、かの有名な芥川龍之介の名前をもじり、「悪たれ川流之介」となって、これまた有名な彼の代表作でもある「くもの糸」を勝手にいじくりまわし、歪曲(わいきょく)、猥雑(わ
和尚さんのさわやか説法172 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 近年、葬儀の形態が変わってきた。それは地方への都市化型葬祭の影響なのか。はたまた市民からのニーズなのか。 お寺を式場にして葬儀をすることが、めっきり減少し、替(かわ)って
和尚さんのさわやか説法171 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 今月五日、子どもの日に当常現寺を会場に「篠笛(しのぶえ) 語り部(かたりべ) 小中野幻夜(こなかのげんや)」(主催 小中野生(い)き活(い)き市場)というイベントが開かれた
和尚さんのさわやか説法170 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 私は四季の中で、一番「春」が好きである。 晴れた日、暖かな春風と陽光うららかな日を浴びると、爽やかな気持にもなるし、何故かしら心がウキウキとしてくるのである。 その春風
和尚さんのさわやか説法169 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 「彼はIT時代の寵児(ちょうじ)だ!!」 「実に面白い男だ。時代の風雲児といってもいい。」 「いや、単なる乗っ取り屋に過ぎない」 そんな二分する評価が毎日、TV、新聞
和尚さんのさわやか説法168 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 新年 明けましておめでとうございます。 皆様にとりまして、この新しき年、平成17年がよき年であり「酉(とり)」の如く羽ばたく年であることを心より祈念しております。 —てな
和尚さんのさわやか説法167 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 私は、ここ3ヶ月に渡り、「悪たれ川 流之介」となり、かの有名な芥川の「くもの糸」のその後(ご)を脚色し、自説を展開してきた。 今月号のパート4で最終章とするが、最も言いた
和尚さんのさわやか説法166 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 「さわやか説法」8月号、9月号で私は、かの芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)の『くもの糸』を題材にして、勝手に自己解釈しながら、お釈迦様のカン陀多(ダタ)を救わんとする慈
和尚さんのさわやか説法165 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 先月号の「さわやか説法」で、私は芥川龍之介の「くもの糸」の朗読を聞いて、子供時代に読んだそれと、大人になり、あるいは和尚としての現在とでは、その印象の受け取り方が違っている