辰年新春特別号
論語「政は正なり」 「政」と「治」の語源から学ぶ

和尚さんのさわやか説法347 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延  新年 あけましておめでとうございます。  本年の辰年が、皆様にとりまして「昇り龍」の如く、そして社会も経済も運気が上昇せんことを切に祈るものです。  昨年11月下旬、ある議


「洞山無寒暑」の公案に学ぶ パートⅡ 「あの暑さが妙になつかしい」

和尚さんのさわやか説法346 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延  急に涼しくなってきた。 ♬「今はもう秋・・・」 八戸の海水浴場である蕪嶋や白浜はこの夏、芋の子を洗うようだった。でも今は、 ♬「誰もいない海・・・」 「あの暑さが、妙になつ


「はきものをそろえる」パートⅢ  =わも良ぐ うがも良ぐ 皆なも良ぐ=

和尚さんのさわやか説法343 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延  今月号もまた「はきものをそろえる」をテーマにして語ってみたい。  連続3回目となる。  このテーマで説法し始めたきっかけは、「胡瓜もみ事件」だった。 -あの時-  私は、自


「はきものをそろえる」パートⅡ 「温泉大浴場スリッパ」事件から教えられたこと

和尚さんのさわやか説法342 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延  先月号の「さわやか説法」において、私は長野市篠ノ井の円福寺ご住職、今は亡き「藤本幸邦」老師が提唱された『はきものを そろえる』の詩を、皆さんに紹介して、奥様との「胡瓜もみ」


天網恢恢 疎不漏 (てんもうかいかい そにしてもらさず)

和尚さんのさわやか説法340 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延  「天網(てんもう)恢恢(かいかい)疎(そ)にして漏(も)らさず」  昨年から、マスコミには汚職事件、強盗事件そして殺人事件と、次から次へと凶悪、劣悪な事件が報じられている。