「銭湯怒られ編物語」

和尚さんのさわやか説法356 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延  「プハー!!何ともいえねぇー!!」  左手で顔や坊主頭をバシャバシャ撫(な)で、そして右手は、シャワーの柄(え)を掴(つか)み、勢いよく冷水(れいすい)を当てていた。  本


「知事ってそうだったのか?」 =禅門寺院における「知事」なる語源を考える=

和尚さんのさわやか説法355 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延  今月号の「さわやか説法」では、本題から外(はず)れて、脱線説法「知事という語は、なんと仏教用語だった」を急遽導入して語ってみた。 -なんたって-  関西地方の某県・某知事の


パクリ昔話説法 南部昔っこ「わらしべ小僧」物語 パートⅡ  =脱線説法「知事という語はなんと仏教用語だった」付き=

和尚さんのさわやか説法354 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延  今月号の「さわやか説法」は、先月の「お盆号」に続いて、またまた「パクリ説法」南部昔っこ「わらしべ小僧」物語だ。 「おい!!待て!!小僧!!」  突然、おさむらい様が呼び止め


銭湯ルーティン物語 パートⅠ 「あの朝風呂古老は家康か!!」

和尚さんのさわやか説法350 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延  今月号も、またまた「銭湯物語」説法だ。  ここ数年来、毎朝、毎夕、あちこちの銭湯巡りをしていると、いろいろな風呂好き人間というか、「風呂好き男」達の生態が見えてきた。  本


辰年新春特別号
論語「政は正なり」 「政」と「治」の語源から学ぶ

和尚さんのさわやか説法347 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延  新年 あけましておめでとうございます。  本年の辰年が、皆様にとりまして「昇り龍」の如く、そして社会も経済も運気が上昇せんことを切に祈るものです。  昨年11月下旬、ある議