和尚さんのさわやか説法245 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 これまで「いただきますの心」を4回にわたり連載してきたが、今月号は、「ごちそうさまの心」と、その意味について紐解いてみたい。 それも、禅宗での食事作法と、その時に唱える「
和尚さんのさわやか説法245 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 これまで「いただきますの心」を4回にわたり連載してきたが、今月号は、「ごちそうさまの心」と、その意味について紐解いてみたい。 それも、禅宗での食事作法と、その時に唱える「
和尚さんのさわやか説法244 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 先月号の「さわやか説法」はお休みをしたので、3月号からの続きを、更にまた展開します。 禅門流での食事作法は、その実際に食べる行法と、「いただく」前後の偈文のお唱えの両者か
和尚さんのさわやか説法243 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 今、私の弟子が大本山で修行に励んでいる。 その大本山とは、曹洞宗は横浜市の鶴見ヶ丘にある「大本山總持寺」である。 近年、とみに有名になったのは、往年の青年スター「石原裕
和尚さんのさわやか説法240 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 今月の11月11日は「いただきますの日」だったという。 私は、今まで聞いたことも知る由もなく、ビックリし、感心してしまった。 「いただきますの日」というのは、日々の食卓に
和尚さんのさわやか説法239 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 先日10月5日は、かの「ダルマ」さんが亡くなられた日であり、「達磨忌(だるまき)」と称せられる日であった。 つまり、ダルマさんの御命日なのである。 そう聞くと、「えっ?
和尚さんのさわやか説法238 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 「お盆」の時節である。この期間は、全国の寺院方それぞれに外なる気温は暑く、内なる心は熱くなっている。 八戸地方のお盆は、準備の日である「七日盆(なのかぼん)」から始まり、
和尚さんのさわやか説法237 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 「ここをタッチするとお家(うち)へ戻れますよ!!」 「何かあったり、ミスしたら、ホームへ戻ればいいのです!!」 私は、この「お家(うち)」とか「ホーム」の意味が、からっきし
和尚さんのさわやか説法236 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 今から十年ぐらい前であったろうか? 下北半島は日本三大霊場の一つ「恐山(おそれざん)」での大法要の時であった。 その当時、曹洞宗の大本山である永平寺の貫首様が毎年、夏の
和尚さんのさわやか説法235 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 風、薫る季節である。その春の風が心地よくことさらにのどかで、のんびりとさせられてしまう。 —そこで— 春の代表的な情景を表わす漢詩と言えば…。 そう!!「春眠 暁を覚え
和尚さんのさわやか説法234 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 昨年の「あの日」から1年が過ぎた。 忘れようにも忘れられない「あの時」であり、「あの日」であった。 私は、「あの時」には、お寺の境内に面する縁側廊下に居て、本堂入口に