和尚さんのさわやか説法208 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 穆山様こと金英和尚は、牛込は瑞祥山鳳林寺の山門に向かい、先導する檀家さん方が朗々と歌い上げる 『木遣(きや)り』の祝い歌の中、ゆっくりと歩んでいた。 沿道では、地域の皆な
和尚さんのさわやか説法208 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 穆山様こと金英和尚は、牛込は瑞祥山鳳林寺の山門に向かい、先導する檀家さん方が朗々と歌い上げる 『木遣(きや)り』の祝い歌の中、ゆっくりと歩んでいた。 沿道では、地域の皆な
和尚さんのさわやか説法207 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 「かぁー。いい天気だなぁー。」 「こりゃぁー。久しぶりの日本晴れだな!!」 時は弘化4年(1847)、場所(ところ)は、花のお江戸は牛込(うしごめ)界隈(現東京新宿区内)で
和尚さんのさわやか説法206 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 さてさて今月号もまた「さわやか説法」は「創作ぼくざん物語」の続きであります。 漢学者、菊地竹庵先生は穆山(ぼくざん)こと幼名万吉。そして今は金英と呼ばれる和尚の顔を、まじ
和尚さんのさわやか説法205 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 新年明けましておめでとうございます。 皆様にとりまして、この丑年が「もうもう最高の年」であることを祈念しております。「ウッシッシ」と喜び、笑い声が出てくるような年であれば
和尚さんのさわやか説法204 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 漢学の師・菊地竹庵は、こう言い切った。 「金英さん!!アンタは『地獄』を見てきたね」 その言葉を聞いた時、西有穆山こと金英和尚は、自分の幼少の頃のある光景が突如として思い
和尚さんのさわやか説法203 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 西有穆山様こと、金英和尚が江戸に上り、仏教の研鑽修行の為、駒込は吉祥寺旃檀林(きちじょうじせんだんりん)に身を投じたのは、天保12年(1841)年21才の時であった。 —そ
和尚さんのさわやか説法202 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 「へェーへぇっくしょん!!」 万吉は思わず、大きなくしゃみをした。 「誰か俺の噂してるんだべが」 万吉は南部なまりでそのくしゃみのあまりの大きさの故に驚いて、心の中でつぶや
和尚さんのさわやか説法201 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 お盆である。読者の皆さんは、それぞれに菩提寺に、あるいはお墓にと、お盆の御馳走やお花を持って、お参りなさるでしょう。 お墓では迎火を焚き、本堂ではお線香を上げる。 もう
和尚さんのさわやか説法200 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 今月号で「さわやか説法」は、200号となる。 思い返すに、第1号は平成元年の9月であり、第100号は平成9年の12月であった。 よくもまぁ、この20年間書き続けてきたも
和尚さんのさわやか説法199 曹洞宗布教師 常現寺住職 高山元延 皆さんは、郷土の偉人、明治期日本の名僧と称される八戸湊町出身の「西有穆山(にしありぼくざん)」という和尚様を御存知であろうか? 知る人ぞ知る!!知らない人は、まるっきり知